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報告書

深海条件における放射性廃棄物セメント均一固化体の安全性評価に関する研究

関 晋

JAERI-M 9762, 104 Pages, 1981/11

JAERI-M-9762.pdf:3.33MB

低レベル放射性廃棄物の海洋処分に関連して、処分体の中心であるセメント均一固化体の安全性評価を行った。本報告は、上記固化体の深海中健全性、非破壊検査法の開発および放射性核種の浸出性について研究した結果をまとめたものである。これらの研究から、セメント固化体自体、放射性核種の浸出に対する防壁効果を有し、その閉じ込めの効果はかなり大きいため、放射性廃棄物の海洋処分に対する従来の評価は、非常に安全側にあり、実際とはかけ離れたきびしい評価であるとの結論を得た。

論文

Integrity test of full size packages of cement-solidified radioactive wastes under deep-sea conditions

関 晋; 伊藤 彰彦; 天野 恕

Nucl.Chem.Waste Manage., 1(2), p.129 - 138, 1980/00

海洋処分に備えた放射性廃棄物の安全評価に関して、深海中のパッケージの健全性は、検討すべき最も重要な項目の一つである。上記の観点から実大(200l)の放射性廃棄物固化体の高水圧浸出試験装置を用いて、深海5,000mの高水圧、低温条件の下で健全性模擬試験を行った。主な結果は次のとおりである。 1)高水圧が露出面をもつ固化体に急激に加えられた場合、固化体に数多くのクラックが発生する。 2)クラックは固化体への急激な高圧水の浸入によって起るものと結論した。 3)固化体の露出面に耐水性の塗料を塗布すれば、クラックの発生を防止することができる。 4)容器は、クラックを防止するため重要な役割を果たしていることが分った。 海洋で深さ5,000mまで、セメント固化体の健全性実証試験結果から、コンテインメントの効果は、保持できた。

報告書

海洋処分にそなえた放射性廃棄物パッケージの深海中健全性実証試験; 多重構造パッケージおよびセメント均一固化体の海中吊下ろし,回収試験

関 晋; 大内 康喜; 比佐 勇; 伊藤 彰彦; 森下 悟; 丸山 亨; 倉品 昭二*; 下田 喜内*

JAERI-M 7780, 41 Pages, 1978/07

JAERI-M-7780.pdf:4.44MB

D-50多重構造パッケージおよびM級ドラム缶づめセメント均一固化体(模擬廃棄物パッケージ)について、海洋における水深5000mまでの吊下ろし-回収試験を行なった。得られた結果は次のとおりである。1)模擬廃棄物の吊下ろし一回収試験について所期の計画を達成した。2)D-50バッケージの深海中の連続写貢撮影は成功し、鮮明な写真が得られた。3)回収したD-50パッケージについてはドラム缶の外面、ドラム缶を取り除いた内張コンクリートの外面および内張コンクリートの切断面の目視検査、ならびに海中の連続写真撮影観察の結果、また、回収したM級パッケージ(セメント均一固化体)についてはドラム缶の外面、ドラム缶を取り除いた固化体の外面の目視検査の結果、それぞれの模擬廃棄物には安全上問題となる変化はないと結論した。

論文

放射性廃液セメント均一固体化の品質検査; 反発硬度法による非破壊検査

関 晋; 伊藤 彰彦

非破壊検査, 27(5), p.270 - 274, 1978/05

放射性廃液セメント均一固化体の品質検査法の一手法として、反発硬度法による非破壊検査を試みた。ドラム缶(200l)外被を外した裸の固化体およびドラム缶付きのままの固化体の反発硬度を測定し、同組成固化体の一軸圧縮強度と対応させた。得られた結果は、次のとおりである。1)ドラム缶を外した固化体の反発硬度と同組成固化体の一軸圧縮強度との間には、直線関係があることがわかった。2)ドラム缶付きの固化体についても反発硬度と一軸圧縮強度との間には、直線関係があることが見い出された。海洋処分用セメント固化体の一軸圧縮強度として必要な150kg/cm$$^{2}$$以上の値に対応するドラム缶上からの反発硬度は、38以上であることがわかった。3)以上の試験結果から実規模セメント均一固化体の品質検査に反発硬度法による非破壊検査法が適用できることがわかった。

論文

海洋処分にそなえたLWR廃液実大セメント均一固化体の高水圧浸出試験

関 晋; 大内 康喜; 比佐 勇; 伊藤 彰彦

日本原子力学会誌, 20(12), p.887 - 896, 1978/00

 被引用回数:1

実大の廃棄物固化体を深度5000mの海底の水圧、温度、流速を模擬した条件でLWR模擬濃縮廃液のドラム缶づめセメント均一固化体の浸出試験を行った。その結果、次のような主要な知見が得られた。(1)アスファルトキャッピングを施した固化体については放射能の浸出は検出されず、キャッピング内部への水の浸入も認められなかった。(2)露出面を設けたBWR模擬廃液のC種高炉セメント固化体では見掛けの拡散係数は$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Cs,$$^{6}$$$$^{0}$$Coについては各々1.6$$times$$10$$^{-}$$$$^{4}$$および1.2$$times$$10$$^{-}$$$$^{9}$$cm$$^{2}$$/day、PWR模擬廃液の普通ポルトランドセメント固化体では$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csについて1.5$$times$$10$$^{-}$$$$^{3}$$cm$$^{2}$$/dayであった。(3)この結果を用いて放射性核種の減衰を考慮した環境への浸出量の長期予測を試みた。

報告書

実大固化体高圧RI浸出試験装置

関 晋; 大内 康喜; 比佐 勇; 江村 悟

JAERI-M 6382, 53 Pages, 1976/01

JAERI-M-6382.pdf:1.37MB

本報告書は、実大固化体高圧RI浸出試験裏置の設計、概要およびその性能についてまとめたものである。この装置の特長は、200lドラム缶大のセメント供試体を用いて、深海5000mにおける条件(圧力500kg/cm$$^{2}$$G、水温2$$^{circ}$$C、水平流速1~2cm/sec)を所定時間でつくり出し、それを長時間にわたって保持することができるものである。この装置は、1977年に実施を予定されている低レベル放射性廃棄物の試験的海洋処分に備えて、セメント均一固化体の耐圧性ならびに同固化体からの放射性物質の浸出性の研究に主として用いられる。

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